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医療を超えて、「ものがたり」によってひとり一人の人生と町を紡ぐ

64佐藤 伸彦さん富山県

配信日

佐藤 伸彦ものがたり診療所 所長

医師

昭和33年東京生まれ
富山大学薬学部、医学部卒業

成田赤十字病院内科、麻生飯塚病院神経内科を経て、平成14年から砺波サンシャイン病院副院長その後、市立砺波総合病院地域総合診療科部長を経て、平成21年4月に医療法人社団ナラティブホームを立ち上げる。平成22年3月19日「ものがたり診療所」を砺波市山王町で開設。地域医療と終末期医療を核にして活動を続け、平成24年には厚生労働省在宅医療連携拠点事業所に指定された。
令和2年11月1日。砺波市太田に「ものがたりの街」を作った。

所属学会  
日本生命倫理学会
日本医学哲学・倫理学会
日本プライマリケア連合学会

主な著書
『家庭のような病院を-人生の最終章をあったかい空間で』(文藝春秋、2008年)
『患者様とお医者様-必要とする人に適切な医療を』(日本評論社、2008年)
『ナラティブホームの物語-終末期医療をささえる地域包括ケアのしかけ』(医学書院、2015年)

今まで生きてきたその人だけのかけがえのない「ものがたり」を大切にして医療を組み立てていくのが、佐藤伸彦さんが設立した「ナラティブホーム」。 「ものがたり」の医療を進めていくには、医療側と患者側、そして地域の理解と協力が不可欠だ。ほかとない病院の運営を実現するための、チャレンジを聞いた。