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プロジェクトマネージメントとデザインの近接化 – 一番新しいところで未来のかたちを作る

74林 千晶さん東京都

配信日

林 千晶株式会社ロフトワーク 創業者

プロジェクトマネージャー

早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間300件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材の新たな可能性を探求する「MTRL」、オンライン公募・審査でクリエイターとの共創を促進する「AWRD」などのコミュニティやプラットフォームを運営。グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員「産業競争力とデザインを考える研究会」などを歴任。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す「株式会社飛騨の森でクマは踊る」取締役会長も務める。「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」(日経WOMAN)を受賞。

ロフトワークとして、様々な地域の仕事を手掛けると同時に、岐阜県飛騨市では、クリエイター、デザイナーと一緒に森林再生やものづくりを通した産業創出を行う「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を設立、現在は取締役会長を務めている林さん。 "都市の新たな関係性をつくる"新会社「株式会社 Q0(キューゼロ)」設立発表(9/8)直後の配信となりました。 始める時には一体どうやって利益を出すのか?と皆から疑問に思われる事業も今は黒字になっている、という事業の話、あまり語ってこなかったという林さんの「ロフトワーク以前」や、やりたい仕事を見つける/作り出す方法、プロジェクトマネージメントとデザインの類似性など、林さんご自身や、手がける仕事を形作るものから、「日本の未来のプロトタイプは、地方からでこそ作れるのではないか」というQ0のミッションに関してまで、林さんが今考えられていることをじっくり伺いました。